第12回 8/25(水) 「勇気づけ会議」
今回もクーラーの入る「心の教室(相談室)」で実施しました。仲村先生,肱岡先生,流合先生ありがとうございました(^^)
不適切な行動に注目し過ぎると,逆に不適切行動が増えます。可能なら,不適切行動への注目はせずに,適切な行動への注目を強化することで,適切な行動を増やしていくことが大切です。その意味で,話合い活動では「反省点」だけを話合うのではなく,「コンプリメントと感謝の言葉」を大事にして,互いを認めあう場を大きく取扱うことが大切です。
「コンプリメントと感謝の言葉」を終えてから,今ある課題を話合います。それも,「現在の抱える課題を取り巻く状況を確認」したら,「欠点を指摘しあう」のではなく,「解決策を出し合う」ことに重点を起きます。「なぜ」という原因追究よりも,「どうしたら」解決していくか,という解決指向の考え方を話合いの柱に取り入れます。さらに,解決策が決まったら,その解決策に向けて,「私たちができることは何か」を考えさせ,課題解決へ主体的に関わらせていく中で,「自分もみんなのために貢献できる」という感情を持たせることで,学級に対する「所属感」を充足させます。そのことはひいては,「自己受容」できることにつながります。
こどもの行動を「なぜそんなことをするか」から「なんのために,なんの目的で行動するか」という考え方に転換することで,今まで見えなかった,いろんなものが見えてきます。
毎回いろんな資料を準備しております。利用いただいており,大変うれしいです。