「和」 その8 〜学年通信先生方バージョン〜
H16 5 6 (木)

「子ども学級(学校)に何を求めてやってくるのか?」
 

ゴールデンウイーク終盤。この時期は学校にちょっと疲れが見え始める生徒が「5月病」を発症する時期です。先日,4月28日(水)の第2回「教師による教師のための『勇気づけ会議』で「子どもは学級(学校)に何を求めてやってくるのか?」。というテーマが出されて話合いましたが,「5月病」も含めてこのことを考えてみましょう。
(「作戦2 注目を引く:何としてもめだとう」はその10にまわします)

「子どもは学級(学校)に何を求めてやってくるのか?」
↓(先生方それぞれに,)
「やさしさ」「学力」「ふれあい」「あそび」「楽しさ」「仲間」「部活」などなど

「では,この中で特に学校(教師)が強く求める傾向にあるものは何でしょうか?」

(先生方全員)「学力」(笑)

「では,子どもが最も強く求める傾向にあるものは何だと先生方は感じていますか?」

(先生方それぞれに,)「……」「ふれあい?」「仲間?」

<ここで,「和 その6」をちょっと復習>
人間のもっとも根源的な欲求はなんでしょう?→それは,『所属の欲求』だと考えます。
したがって,クラスのすべての子どもは,「クラスの中に自分の居場所を確保する」ことを目標にして行動しています。つまり,『所属感』を求めて行動するということです。

つまり,「勉強」「遊び」「部活」「仲間」等々,いろんな表現の仕方はあるけれども,
まとめてみると,
「いろんな状況の中で,「自分自身の居場所を確保し自分の存在を確かめる」ために学校に来るのだ。」(=『所属感』と言い表わすことにします)と考えてみてはどうでしょう。

ひるがえって,「5月病」にかかってしまう子どもを考えてみると,

4月の新学年のスタートの段階で,学級への「勉強」「遊び」「仲間」等『所属感』がもてずに,他との「つながり」を思うようにできなかった子どもたちが多いようです。

したがって,この時期に学活の時間等で,所属感が味わえて,他とのつながりのもてる
「とびっきりの楽しい活動」を企画してみてはどうでしょうか(^^)

(次回は「『所属感』を味わえる時とそのための具体的な活動」です)