「和」 その5 〜学年通信先生方バージョン〜
H16 4 23 (金)


「子どもの心を一つにする学級目標の作り方」
そろそろ学級目標を話合う時期に入ります。先日の第1回「教師による教師のための『勇気づけ会議』でも話題に上りました。そこで,「クラスの病気はどのようにして悪化するか?」を次に回して,「子どもの心を一つにする学級目標の作り方」を紹介します。

「子どもの心を一つにする学級目標の作り方」
1 出逢いを語る
……この学級は,自分で決めた(自己決定)わけではない。けれども,宝くじにあたるような確率での出逢い。それを大事にしたい。
2 担任としての学級への思いを語る
……そんな素敵な出逢いを大切にするために,こんな学級であってほしいという願いを伝える。
3 学級全員の思いをとり上げて学級目標を作り上げていく
(1)全員の思いを書かせる
……先生は,今話したように考えているんだけど,みんなは,どんな思いがあるだろう。こんな学級だったらいいな,こんな学級にしたい,そんな思いをまずは書いてみよう。
……「明るい」「いじめがない」など一語で書かせる
……色画用紙にペンやマジックで書かせる
(2)書いたものを,生徒自身に黒板に貼らせる。
……全員の思いが,黒板いっぱいに貼られる
……セロテープ
(3)教師が読み上げながら,近い言葉,似た内容のものでグルーピングしていく。
……「こんな思いがかける1年1組のみんなはすごいね」などと声掛けをしながら。
(4)グルーピングしたものから「キーワード」をとらえてまとめていく。
……どの言葉を使ってまとめたいですか。
……まとまらない場合は,あとで,学級目標決定のための実行委員会(学級役員会や班長会等)で決めて,提案する方法もある。
(5)自己決定(集団決定)をさせる。
……今,みんなの思いをまとめると「明るく,思いやりがあり,何事も精一杯取り組む学級」となったけど,これでいいですか。
……みんなの思いがつまった学級目標です。自分たちで決めたことを,自分たちでやり遂げていくことほど,素晴らしいことはありません。先生も,みんなが自分たちで決めたことをやり遂げていくことを応援しますよ。
……できれば,一人一人の思いのつまった色画用紙も教室に掲示しておくことで,生徒の所属感を味わわせる工夫とする。