「和」 その3 〜学年通信先生方バージョン〜
H16 4 20 (火)


「集中力,聴く力の弱い集団への対処法」(『クラスの病気はどのようにして病気にかかるか?』は次回にまわします)

「集中力,聴く力の弱い集団があります」

  ↓
1 集中力が比較的弱そう(ジッとして話を聴ける時間が,短い気がする)3分
2 聴く力が比較的弱そう(指示したことが指示した通りにできない生徒が多い気がする)
  ↓
原因としては,
1 これまでそういう指導を徹底されてこなかった。
2 指導はしたが,全体としてそういう雰囲気を就学時からもっていて改善されなかった。
3 改善されたレベルがこの実態である(良くなったが,まだまだ足りないと感じる)
4 その他
  ↓
などが考えられます。しかし,以前話しましたが,別に必要以上に心配したりすることはなく,「現状」をスタートと考えればいいと思います!
  ↓
それでは,具体的にはどうするか。
  ↓
☆ 指示を徹底する……「一時一事の原則」
◎ まず,たった一つの明確な指示を与えよ。
◎ それができたのを確かめてから,第二のたった一つの明確な指示を与えよ。
(同時に二つも三つもの指示を与えてはいけない)
 これを,小さい部分から徹底する。
(例)1 教師:ノートの一番上の行に「日付け」を書きなさい。
     ↓
   2 全員できたことを確かめる……教師や生徒同士〈ペア,グループ等〉で
     ↓   ……最初のしつけの段階で,必ず全員できるようにさせることが大事です。(4月を目安)
    3 教師:きちんと指示どおりできてうれしいです。(次への「勇気づけ」)
      ↓   ……「当たり前」のことをきちんと評価してあげることが大事です。
    4 教師:次に,今日の学習目標を「日付けの下に」書きなさい。
    (以下省略)
*「日付け」というごく小さいことを繰り返し徹底する。次に,少しづつ量的にも時間的にも長いものへと徹底を広げていく。教師による「確認」と「勇気づけ」を大切にして。
*また,集中の時間は,わたし自身は「3分」と考えています。教師の連続した話(説明や指示)の時間を「3分」内で終える配慮をしていこうと考えています。