「和」 その21 〜学年通信先生方バージョン〜
H16 9 2(木)
こうしてみては!?
「一人一人の良さを生かし」「みんなが納得のいく」
体育祭選手役員,応援団の決め方!!
今回は,体育祭取組期間にちなんで,「応援団及び選手種目代表の選び方」の紹介です
いよいよ2学期。「体育祭」に向けての取組がすぐ始まりますね。ところで,学級づくりのために大事なこの「体育祭」も,選手選びや応援団選びでつまずき,人間関係を悪くしてしまい,「逆に学級が崩れてしまった」ということもあるのではないでしょうか。
そこで,今回は「応援団及び選手種目代表の選び方」を紹介します!役立てていただければ幸いです!
<応援団及び選手種目代表の選び方>
1 これまでの決め方の問題点を探る
(班や学級で出させる:できればブレーンストーミングで)
・ 困ったり、もめたりしたこと
・ あとからになって文句を言ったり、言われたりしたこと
・ トラブルになったこと
・ いやな思いが残ったこと
2 どんな考え方で、決めたり、選んだりすることが大切かを伝える。
<基本となる考え方>
「本当に力のある人を(その人の良さを引き出すために)!」
「また、その人を『そうだ』とみんなも認める人を!」選ぶことが大切!
3 そうなる方法とは、どんな方法か、説明する!(考えさせる)
(1) 班毎に、(a)「自主立候補」と(b)「推薦者」をまとめる。
……参考資料1,2を利用
(2) それを、「実行(選考)委員会」(体育部+班長)で話し合う。
* このとき、(c)データ《50Mとシャトルラン,1000M(女子),1500M(男子)》を
利用して行う。
(3) 「実行(選考)委員会」が(a)〜(c)のデータを総合して、応援団と選手種目の
案を作る。
(4) 提示された案を全員で承認して決定する。
* このとき決定理由を聞かれたら、しっかり言えるようにしておく。
4 決まったら、学級に選手・役員,応援団名を掲示するなどして、意識の高揚を図る。
<参考資料1>自主立候補・推薦それぞれの特徴
良い点 | 気をつけるべき点 | |
自主立候補 | ・やりたい人、頑張りたい人の気持ちを尊重できる・その人の伸びを期待できる | ・必ずしも実力がある人でない場合がある……それで、チームに迷惑をかける時がある。 ・みんながついていかないことがある。 |
推薦・承認 | ・これまでの、実績を踏まえた選考ができる ・信頼されて選ばれる ・推薦した人、承認した人がついていく |
・友達関係だけで選んでしまう ・勝手に推薦して押しつける ・自分がしたくないから人にさせる |
………………………………………………切り取り………………………………………………
<参考資料2>みんなで学級代表を選出しよう!
○100M
(男女1名)
○800M
(女子1名)
○1500M
(男子1名)
○西陵魂(男子:俵担ぎ)(女子:縄跳び)
(男子2名) (女子2名)
○綱引き
(男女4名)
○学級対抗リレー
(男女4名)
○3色対抗リレー
(男女各1名)
○応援団
(男女各1名)
《ルール》
・ 選手種目は1人1種目(ただし,リレーとは重なってよいが,リレーの重なりはダメ)
・ それぞれの種目に補欠を入れる(補欠は重なってもよい)
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【お知らせ】 第13回「教師による教師のための勇気づけ会議」
○ 日時 9月8日(水) 19:00〜
○ 場所 鹿児島県青年会館艸舎(鹿児島市下伊敷一丁目52−3)
今回は「義足のスプリンター」で全国放送された元高等学校教諭の荒木先生が鹿児島市に来られます。そこで,その講演への参加ということで「勇気づけ会議」に変えます。定員は20〜30名だそうです。詳しくは,別紙で案内します。ご参加お待ちしています。