「和」 その16 〜学年通信先生方バージョン〜
H16 6 4(金)
「長崎での事件」どう教える?
〜指導実践事例2:「桃崎剛寿先生(熊本市内中学校)」の事例より〜
前回の深澤先生の事例を参考にされて熊本市の中学校の先生が指導されました。よければ参考にされて実践されてください。
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熊本市の桃崎剛寿です。
下記の流れで授業を組んでみます。
深澤先生や神藤先生のプランを参考にしました。
そして「日頃の自分の価値基準の低さ」にも気づかせたい流れです。
1 「ありがとう」この言葉は好きですか
言うとすれば誰に言いたいですか。「自分の一番大事な人」を一人書いてみよう。
2 「ごめんなさい」この言葉は好きですか
3 両方とも美しい日本語の代表ですね。
では「ごめんなさい」と言えば何でもすむのでしょうか。
4 済まない例(決して取り返しがつかないこと)
・殺人(生命はかえってこない) ・拉致や監禁(時間かえってこない)
5 済む(かもしれない)例(後で修復が可能なこと)
<長い時間> ・けが(病院で直る場合もある)
・心の傷(相談などで直る場合もある)
<短い時間> ・スカート丈 ・色物のシャツ
6 済む(かもしれない)例は、謝れば済むものでしょうか。安易さは自分にないか。
7 それでは済まない例を犯してしまったらどうなるのでしょうか。
長崎での事件がありました。
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=(概要の説明)
=
= ・3日分の新聞紙面を利用 =
= (原因について補足) =
= ・人間関係が作れない =
= ・口は災いの元 =
= ・ネットの怖さ
=
= ・テレビなどの影響(バトルロワイヤル、イラク人質、戦争報道)=
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8 被害者はどうなるでしょうか。←どうすることもできない。
9 被害者の周辺(家族、親戚、近所の人、友達等)の人々はどうなるか。
10 加害者はこれからどうなるでしょうか。
11 加害者の周辺(家族、親戚、近所の人、友達等)の人々はどうなるか。
12 初めに挙げた、「自分の一番大事な人」がその被害にあったとしたら・・・。
(父親の言葉を紹介する)
13 生活ノートに考えたことを書いて下さい。
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「被害者の周辺の人々のこと」「加害者のこと」そして「加害者の周辺の人々のこと」を実際に想像させること,が効果的ですね。また,締めくくりとして「自分の一番大事な人」が被害にあったらをもってくることでさらに深まりが生まれます。
さらに発展させるとして,過去に起った事件による周辺の人々がどうなったか。また,加害者本人がどうなったかを紹介するとさらにいいかもしれません。