(ひと) No.8 鹿児島市立西陵中学校1年学年通信 H16 5. 21(金) 

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 ある学級の授業風景から 
〜国語「自分新聞を作ろう」の授業より〜
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 今週は国語の授業で「自分新聞を作ろう」という取組をしています。
ねらいは,
「新しい出会いの中で,自分を見つめ直す。また,ともに伸びていこうとする友達を,お互いによりよく理解する」
 というところにあります。
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 ところで,その授業の中で「自分にとって一番大切なものはなんですか」という質問をしてみました。たくさんの答えが出てきました。
「家族」「兄弟」「友達」「地球」「宇宙」「命」「自然」「水」「お金」……などなど。
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 その時,誰かかが「自分」と言ってくれました。
 すると,すかさず誰かが「自己中(じこちゅう)<=自己中心的(わがまま)>」と続けてくれました。(この二つの発言は,とってもとっても授業を中身の濃いものに,レベルの高いものにしてくれました。本当に感謝しています。)
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 そこで,みんなに尋ねました。
 「自分を一番大切にすることは,自己中なのだろうか。」
 みんなは,考えていました。
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 そこで,もう一つ質問をしました。
 「本当に自分を大切にするって,どんなことなんだろう」
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 誰かが,
 「他の人を大切にすること」
 と答えてくれました。
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 そこで,話しました。
「すごいことに気がついてくれたね。そうだよね。本当に自分を大切にするには,今さっきみんながいろいろと上げてくれた,家族とか地球とかいった『自分以外の人やもの』を大切にすることが大切です。なぜなら,自分と自分以外の人やものは,すべて『つながって』いるから。自分とつながっているものを大切にしない,ということは,結局,自分を大切にしないことになってしまうよね。だから,本当に自分を大切にするということは,自分以外の人やものを大切にする,ということなんだね。」
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「だけど,『自己中』は,「自分だけ」を大事にして,自分以外の人やものを大事にしないことだよね。そうすると,結局は「自分も」大事にされないことになるね。」
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「たとえば,他の人のことを考えずに,自分だけがいい思いをしようと考えて,他の迷惑になる行動をすると,周りの人から嫌われます。」
「また,たとえば地球環境の問題も,結局は『人間(自分)』が『環境(自分以外のもの)』を大切にしなかったことが原因で,そのことで,『人間(自分)』が困ることになっています。」
「自分を大切にすること」と「自己中」をきちんと区別することが必要ですね。
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「今回の「自分新聞をつくろう」は,「自分新聞づくりを通して,友達同士,お互いの良さを理解しあい,『○○君はすごいね』『○○さんはがんばっているね』と,一人一人(自分そして自分以外の人)を大事にする心をもてるようになってほしいという思い」があるのです。」
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 自分の良さやがんばりをみんなの前で出せる学級・学年
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 互いの良さやがんばりを認めあえる学級・学年
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です。「本当に自分を大切にする」の意味を一人でも多くの人が,心にもつことができるとすてきだなあと思っています。

<写真は,3/5時間目「相互点検をしてよりよいものにしよう」の授業の場面です>

班内で下書きを回し読みします →  読みながら付箋をつけてアドバイス → 付いた付箋をみながら,自分の原稿を直します→

アドバイスをもとに,下書きを見直し,レイアウトを考えて,清書します。


「集団宿泊学習の準備をしっかりと」〜『宿泊学習のしおり』を親子で確認して〜
 

 「宿泊学習のしおり」を持ち帰らせました。
 実施計画から,具体的な活動計画,学級班編成名簿,生活の記録等があります。親子で確認しながら1拍2日をイメージしていただければ幸いです。
 最後のページに「保険証の写し」を貼付(ちょうふ)する欄があります。万一の怪我や病気に備えてのものです。
 また,「緊急連絡先」や「かかりつけの病院」等を記入する欄も設けてあります。こちらの記入もよろしくお願いします。
 月曜日は,『集団宿泊学習事前指導』を6校時に実施します。持ち帰らせました「しおり」はこの時に使いますので,また,持たせていただけますようよろしくお願いします。