人(ひと) No.18 鹿児島市立西陵中学校1年学年通信 H14 8. 2(月)
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夏休み前半戦終了!
〜部活動にたくさんの人が姿を見せていました!〜
〜きつい思いを乗り越えて一つのことを成し遂げる挑戦を!〜
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暑中お見舞い申し上げます。
今年は例年にない猛暑で,熱中症も問題になってます。
そんな中,夏休み前半はたくさんの1年生と部活動で会いました。みんな気持ちよくあいさつをしてくれたことが大変うれしかったです。
自分で決めた部活動でも,時には「練習行きたくなネいなあ」などと「なまけ心」がでてくるものです。けれども,そんな時が「自分との闘い」です。そして,自分自身が成長していくためのチャンスです。
昨日のことになりますが,阪神タイガースの金本知憲選手が「701試合連続フルイニング出場」というプロ野球新記録を達成しました。「フルイニング」とは,野球の試合である1回〜9回までを(延長戦の場合はその回までを)ずっと出場するということです。
連続フルイニング出場の難しさは,途中で代走や守備交替が許されないことです。もちろん,死球(デッドボール)jなどを受けて途中で退場することも許されません。ある時は,怪我で出血しながらもプレイを続けた時があったそうです。
金本選手は「体調管理に最も神経を注ぎ,心身を鍛え上げて野球に取り組む姿勢がある」とスポーツ記者の方が話していましたが,その基礎となっているのは,
「きつい思いを乗り越えて一つのことを成し遂げる。」
「苦しいけれど,休むことなく続けて取り組む。」
といった「心の構え」があってこそだ。ということ
を聞いたことがあります。
前半戦。部活動を始め自分のやりたいことをがんば
った人も,逆に,ついついごろごろしてしまった人も,
今日からの中盤戦20日間は,
「きつい思いを乗り越えて一つのことを成し遂げる。」
「苦しいけれど,休むことなく続けて取り組む。」
を頑張ってみてはどうでしょうか。
今年もこの日がやってきます。8月6日,広島への原子爆弾投下。8月9日,長崎への原子爆弾投下。8月15日,終戦。
甲子園では夏の高校野球が行なわれている真最中。あの暑い日ざしの中で捧げる「黙とう」が意味するものを、ぜひ中学生としての感性で考えてほしいと思います。来年は、修学旅行で原爆の被爆地を訪れることになるでしょう。
『アイスキャンデー売り』で学んだ「平和の尊さと命の大切さ」は,弁論大会でもたくさんテーマとしてとり上げられていました。そのたくさんの人の思いが、みなさんの一人一人の生涯にわたって生きていくように、この3R日間を「決して忘れてはならない日」として胸に刻んでくれることを期待しています。
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<「平和への祈り」〜戦争体験を伝える文学〜>
○『ガラスのうさぎ』(高木敏子)……東京大空襲により母と二人の妹を失い、さらに目の前で米軍機に父を殺された12歳の少女敏子の生きる姿を描く。
○『ひめゆりの塔』(石野径一郎)……女学生で編成された「ひめゆり部隊」が、過酷な沖縄戦に巻き込まれ、ついには玉砕を強いられるまでの悲劇を描く。
○『夏の花』(原民喜)……被爆後の広島の光景、悲惨な人々の死の姿などを直視して的確に描き、大きな衝撃を与えた作品。
○『黒い雨』(井伏鱒二)……広島の原爆投下後に降った、放射能を含んだ「黒い雨」。原爆という人間の体験を文学という形をとって記録した作品。
○『祭りの場』(林京子)……14歳の時上海から帰国し、長崎で自ら被爆した時の体験を描いた、説得力あふれる作品。
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序 峠 三吉
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
コレガ人間ナノデス 原 民喜
コレガ人間ナノデス
原子爆弾ニ依ル変化ヲゴランクダサイ
肉体ガ恐ロシク膨張シ
男モ女モスベテ一ツノ型ニカエル
オオ ソノ真黒焦ゲノ滅茶苦茶ノ
爛レタ顔ノムクンダ唇カラ洩レテ来ル声ハ
「助ケテ下サイ」
ト カ細イ 静カナ言葉
コレガ コレガ人間ナノデス
人間ノ顔ナノデス